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国内諮問委員会第三回会合が開催されました。
開催レポート GSG-NAB会合

2014年11月5日、G8社会的インパクト投資タスクフォース国内諮問委員会第三回会合が日本財団にて行われました。
冒頭で小宮山委員長より10月から座長に就任された総務省の地域イノベーション懇談会に関する説明がありました。又、ソーシャルインパクトボンドの高齢者医療・介護等への適用に関し期待が述べられました。

その後、G8社会的インパクト投資タスクフォース日本政府代表である高橋OECD室長、民間代表である日本財団の大野常務理事より10月末にローマで行われたレポート公開後会合の参加報告を頂きました。

又、今回からは外部のゲストもお招きし、9月に公開されたレポートで取り上げられたテーマに沿ってプレゼンテーションがありました。一つ目のテーマの社会的企業の為の認証や法人格については慶應義塾大学大学院特任助教伊藤健氏より海外の最新動向について説明が有った後に、認定NPO法人フローレンス代表理事駒崎氏が出資型NPOの概要と実現に向けた今後の構想について発表しました。社会課題解決を行う事業者がどのように成長資金を調達するか、NPOのような資本勘定を持たない法人に出資性の高い資金を提供するにはどのような方法があり、どういった課題が伴うか、などについて活発な議論が行われました。
二つ目のテーマの社会的インパクト評価については国際開発機構(FASID)人材開発事業部主任藤田氏よりインパクト評価の海外動向について報告がありました。又、ソーシャル・インベストメント・パートナーズ代表理事白石氏より日本ベンチャー・フィランソロピー基金でのインパクト評価について、国際協力機構(JICA)民間連携事業部連携推進課課長の馬場氏よりJICAでのインパクト評価、インパクト投資に関する取組を紹介頂きました。
今後、それぞれのテーマに就いて日本での現状を調査し、今後どういったアクションを取っていくのか、日本のエコシステムを育てるために何が必要なのか、について提言をまとめ2015年5月に発表する予定です。

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