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2019年5月16日に国内諮問委員会第十四回会合が開催されました

03 Jun 2019  

2019年5月16日にGSG国内諮問委員会の第十四回会合が開催されました。

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初めに2019年4月に公開した日本における社会的インパクト投資現状レポート2018について事務局より報告しました。昨年度から大幅に市場規模推計値が成長し、新たにメインストリームの金融機関の参入が進んでいることを背景に、改めてインパクト投資の定義や市場規模への算入要件を検討し直すべきという意見が出されました。社会的インパクト評価の2019年度版の作成に向けて調査手法の見直しも含めて議論を進めていきます。

次に、2018年夏に発足したG20分科会の活動について鵜尾副委員長より報告がありました。2019年6月に大阪で開催されるG20サミットに向けてグローバルにインパクト投資を推進していく為、各国の国内諮問委員会と連携しながら、日本でも外務省や金融庁への働きかけを行っています。又、G20及びフランスのG7終了後にSDGsとイノバティブファイナンスをテーマにしてインパクト投資フォーラムを開催することを決定しました。

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続いて、昨年設立されたソーシャルエクイティファイナンス分科会の最終報告が行われ、2019年5月に公開された提言書「社会的インパクト時代の資本市場のあり方」について分科会事務局より報告が行われました。本分科会は資本市場から資金調達を行うソーシャルベンチャーが増えている中で、今後資本市場がどのように発展すべきかについて議論を行ってきた結果を纏めたものです。委員と賛同メンバーからは社会的インパクト評価の重要性や課題について様々な意見が出されました。今後、同分科会では10社程度の企業を選定し、社会的インパクト評価のパイロット事業を実施しながら企業と投資家の双方にとって有意義な評価の在り方を検討していく予定です。

最後に社会的インパクト投資の拡大に向けた提言書 2019年度版に関する報告と議論が行われました。本提言書は2015年に発行した提言書のUpdate版として2025年までの日本におけるインパクト投資の発展を見据えたロードマップです。これまで複数回にわたりフォーカスグループと作業部会を重ね、必要な施策と達成すべきKPIを議論してきました。委員からは現状の延長線上ではなく、大きなビジョンを描きそこからバックキャストしてアクションを考えるべきだといった意見が出されました。又、2025年の目標を掲げるということはすぐにでも具体的な行動を起こす必要があり、各ステークホルダーにアクションを促すような提言書にすべきとの発言もありました。提言書は2019年秋頃に完成予定です。

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会合終了後には懇親会が催され情報共有が盛んにおこなわれました。次回のGSG国内諮問委員会は2019年10月の開催を予定しております。