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国内諮問委員会第四回会合が開催されました。
開催レポート GSG-NAB会合
2015年1月9日、G8社会的インパクト投資タスクフォース国内諮問委員会第四回会合が日本財団にて行われました。
冒頭で小宮山委員長より「社会的投資というのは大きな流れの中にある。本委員会は実に先進的であるため、今年も頑張っていこう」との挨拶がありました。
その後、現在国内諮問委員会が調査している、日本の社会的投資の現状と考えられる施策について、国内諮問委員会事務局メンバーであり、三菱UFJリサーチ&コンサルティング副主任研究員の家子直幸氏より、中間報告をして頂きました。本調査は5月に提言としてまとめて発表する予定です。

今回も前回同様、委員及びゲストによる社会的投資に関連するテーマに沿ったプレゼンテーションがありました。

一つ目のテーマは社会的投資に関する個人投資家のニーズと可能性についてで、コモンズ投信株式会社取締役会長であり当国内諮問委員でもある渋澤健氏よりプレゼンテーションが行われました。「共感資本のエコシステム」ということで、欧米と比較して預貯金率が高く投信・株式の割合が低い日本の家計を少しだけ変えることで持続可能な成長資金を循環させる...という渋澤氏の構想を発表して頂きました。

その後、「社会的投資に関する減税制度について」というテーマで三菱UFJリサーチ&コンサルティングの水谷衣里氏より、社会的投資減税制度として海外ではどのような社会的投資減税があるか米国と英国の具体例、そして日本で社会的投資減税を提案した際の内容についてご説明いただきました。
最後に、株式会社日本政策金融公庫総合研究所 小企業研究第一グル―プ 主席研究員 の竹内英二氏より「ソーシャルビジネスの経営実態」というテーマでプレゼンテーションしていただきました。どのような形態の社会企業が多いか、扱う社会課題は何か、そして収益規模は一般的にどれくらいか、といった内容を説明して頂きました。

3月に第5回国内諮問委員会を開催予定です。そこでは社会的投資に関する日本の現状と必要な施策についての調査研究の最終報告を行い、5月に具体的な提言を発表する予定です。

国内諮問委員会の後は懇親会が行われ、参加者がリラックスした雰囲気でざっくばらんに社会的投資について語り合いました。

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