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普及啓発
2030年までに世界すべての国が目指す社会像を指標化している国連の「SDGs」につき、国内でも関心が高まりつつありますが、その達成のためには年に5~7兆ドルの資金が不足しているファンディングギャップの課題も同時に指摘されています。これまで社会課題の解決には、開発援助資金など公的資金が充てられてきましたが、近年は、民間資金を活用した課題解決型のイノバティブファイナンス手法が注目を集めています。
今年6月末に開催された「G20大阪サミット」の首脳宣言においては、「ブレンディッド・ファイナンスを含むその他の革新的資金調達メカニズム」が各国の共同の取組を高めていく上で重要な役割を担うと言及され、また、同サミットの安倍総理のスピーチにおいては、「日本は、地球規模課題の解決に必要な資金確保のため、社会的インパクト投資や、休眠預金を含む多様で革新的な資金調達の在り方を検討し、国際的議論の先頭に立つ考え」であることが明言されました。
そこで、今年の社会的インパクト投資フォーラムでは、「ポストG20:SDGsを達成するためのイノバティブファイナンスの可能性」をテーマに、国内外の金融機関、政府関係者、ビジネスリーダー、シンクタンクの方々をお招きし革新的な資金調達の在り方を検討するため、以下の通りフォーラムを開催いたします。
日時: 2019年9月6日(金) 10時~17時半(17時半~同会場にて懇親会)
場所: アカデミーヒルズ (六本木ヒルズ 49階)
主催: GSG国内諮問委員会、一般財団法人社会的投資推進財団