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ネットワーキング
世界においてインパクト投資を推進するGSG Impact JAPAN National Partner(以降「GSG Impact JAPAN」として記載)の第27回理事会が開催されました。
日 時: 2025年12月9日(火)14:00~16:00(ネットワーキング 16:00~17:00)
会 場: オンライン(ZOOM)/ 官民共創HUB

報告1.新規パートナーの参画について
GSG Impact JAPAN事務局(一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)) 田村直子 氏
● 下記の団体および個人の方(非公開)にパートナーとしてご参画いただくこととなりました。
公益財団法人 笹川平和財団
株式会社みずほフィナンシャルグループ
一般財団法人 社会変革推進財団
報告2.Signature Projectの進捗状況の報告
<インパクトと企業価値勉強会>
Impact Frontiers, Director 須藤奈応 氏
● 昨年度に実施した「企業価値とインパクトの接続」勉強会の取りまとめ報告を実施しました。
● 今年度はアカデミアとの連携をはかった勉強会の開催を予定しており、現在、専門家の方々へのお声掛け等を進めています。
<東南アジア・知の交流プロジェクト>
公益財団法人 笹川平和財団 第3グループ(社会イノベーション推進担当)研究員 伊藤悦子氏・ノーラセーターポーン ラティゴーン氏
● 東南アジア各国に対して聞き取り調査を実施したところ、インパクトエコノミーにおける主要金融機関の巻き込み方への関心が特に高かったことから、2025年10月にマレーシアにてワークショップを開催し、30名以上の方にご参加いただきました。
● 今後は、GSG Impactのグローバルメンバーに向けた上記ワークショップ結果の発信、各国からのニーズを踏まえた引き続きのワークショップの企画・開催を行っていきます。
<インパクト会計の勉強会および事例集>
KIBOW社会投資ファンド インベストメント・プロフェッショナル 五十嵐剛志 氏
● インパクト会計のベストプラクティスの創出を目指して、先進的な取り組みを行っている企業と共にインパクト会計研究会を実施し、本研究会をもとに作成した事例集を近日中に公表予定です。
● 現在の日本では、大企業やインパクトスタートアップを中心にインパクト会計の導入が進んでいることが明らかとなり、今後は、投資家との対話にどのようにインパクト会計を活用していくのか検討をしていきます。
報告3.年次レポート「日本におけるインパクト投資の現状と課題」の実施
GSG Impact JAPAN事務局(一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)インパクト・エコノミー・ラボ 所長) 戸田満 氏
●GSGが毎年度発行している年次レポート「日本におけるインパクト投資の現状と課題」の2025年度調査報告書の作成について議論を行いました。
● 今年度は調査対象者の負担を考慮した形での調査実施および報告書の作成を行う予定です。
報告4.インパクトIPOの活動計画
GSG Impact JAPAN事務局(一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)海外連携部 グローバルヘッド) 菅野文美 氏
● インパクト企業におけるImpact Measurement & Management(IMM)をより実践的なものにブラッシュアップすることを目的に、国内外の上場投資家との対話を設けたワークショップを開催しています。
●昨年度に実施したワークショップ(計2回開催)での気づきを踏まえたうえで、今年度は計2回のワークショップを開催予定です。
報告5.インパクトコンソーシアムにおけるオーガナイジングデスクの活動状況
GSG Impact JAPAN事務局(一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)) 田村直子 氏
● インパクト・コンソーシアムにおいては、昨年度に引き続き今年度もオーガナイジングデスクとしての役割を担っており、勉強会の開催や情報発信活動等を行っています。
報告6.事業会社の巻き込みプロジェクトの進捗・提供価値に関する意見交換
GSG Impact JAPAN事務局(一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)) 田村直子 氏
Trade On3 代表 経営コンサルタント 劉越 氏
●インパクトエコノミーの実現に向けては金融機関だけではなく、事業会社を含めた多様なステークホルダーとの協働を通じた取り組みが不可欠であり、今後の連携強化に向けてGSG Impact JAPANの提供価値や必要な機能等を明らかにすることを目的に、複数の事業会社に対してヒアリングを行っています。
●引き続きヒアリングを行い、本結果をもとに来年度以降の活動方針を検討する予定です。
承認1.GSG HP上での参画申込受付に関する方針案の確認
● 参画意欲が高くインパクトへの強い志がある方との積極的な連携を図ることを目指し、既存のGSG Impact JAPANのホームページ上に、パートナー及び有識者・実務者へのご参画希望やお問い合わせを受け付けるフォームを近日中に実装することにいたしました。
次回の開催は、2026年6月を予定しています。