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調査研究
G8インパクト投資タスクフォースは、2013年に開催されたG8サミットで設立されて以来、インパクト投資市場を活性化させるべく議論を重ねて参りました。この度、その成果を「G8インパクト投資タスクフォース報告書『インパクト投資:アントレプレナーシップ、イノベーションと公益に資するファイナンス』」としてとりまとめました。
G8インパクト投資タスクフォース報告書は、8つの政策提言を掲げています。
1. 社会的事業の実施にあたり、計測可能な社会的成果目標を設定しモニタリングする
2. 投資家はリスク、リターンに加えて「社会的インパクト」を考慮する
3. 資産を受託する者の受託者責任において経済的リターンだけではなく社会的なリターンも考慮できることを明確化する
4. ソーシャル・インパクト・ボンドのような成果報酬型の公共調達を推進する
5. インパクト投資セクターの開発の為に休眠資産を活用する
6. 政府と財団はソーシャルセクターの基盤強化の為の助成金プログラムの立上げを検討する
7. 社会的企業が収益をあげながらも社会的ミッションを維持できるような法制度(法人格)を整備する
8. 政府はODA実施機関によるインパクト投資拡大をサポートする
タスクフォース報告書の要旨はこちら↓ ↓
タスクフォース報告書要旨
各国の国内諮問委員会報告書はこちら↓ ↓
http://www.socialimpactinvestment.org/index.php