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「インパクト投資拡大に向けた提言書2019」を公開
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Global Steering Group for Impact Investment (GSG)国内諮問委員会(以下、GSG国内諮問委員会)は、インパクト投資の拡大に向けた提言書およびキービジュアルを本日、公開しました。

「インパクト投資拡大に向けた提言書2019」(修正版:2021年2月)

キービジュアル集(修正版:2021年2月)

インパクト投資とは、社会面・環境面での課題解決を図ると共に、経済的な利益を追求する投資行動を指します。

「インパクト投資拡大に向けた提言書」は、GSG国内諮問委員会が発行する、わが国のインパクト投資の"今"と"未来"を概観し、必要な取組みを提言するレポートです。

GSG国内諮問委員会は、日本においてまだインパクト投資という言葉がまだ馴染みがなかった2015年に「社会的インパクト投資拡大に向けた提言書」を発行しました。この間、日本におけるインパクト投資への関心や取組みも徐々に増加し、前回の提言書にある7つの提言のうち、休眠預金の活用やソーシャル・インパクト・ボンドの導入、社会的インパクト評価の浸透等は実現に至りました。

この度新たに発行した「インパクト投資拡大に向けた提言書2019」は、この続編にあたります。本提言書では、日本および世界のインパクト投資をめぐる5年間の変化を述べると共に、2025年に向けてわが国で求められる取組みを「インパクト投資の拡大に必要な8つの取組み」としてまとめました。

具体的な8つの取組みは以下の通りです。 
•投資およびインパクト投資に関するリテラシー向上
•金融商品や資金供給チャネルの充実
•投資家への情報提供の充実・投資家の行動変容の促進
•事業者の成長の機会づくりとそれを支える組織・機関の充実
•社会的インパクト評価およびマネジメントの手法の確立・普及
•インパクト投資の概念的整理の充実、クオリティの維持
•社会実装と普及に向けた枠組みづくり
•多様な担い手のつながりの強化とコミュニティ形成の促進


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